北疆線
北疆線 | |||
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蘭州から2,360km離れた本路線終点のアラタウ峠付近 | |||
基本情報 | |||
国 | 中国 | ||
所在地 | 新疆ウイグル自治区 | ||
起点 | ウルムチ南駅 | ||
終点 | 阿拉山口駅 | ||
駅数 | 36 | ||
所有者 | 中国国家鉄路集団 | ||
運営者 | 中国鉄路ウルムチ局集団有限公司 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 460 km | ||
軌間 | 1,435 mm (標準軌) | ||
線路数 | 複線(ウルムチ南 - 精河) 単線(精河 - 阿拉山口) | ||
電化方式 | 電化 | ||
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北疆線 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 北疆鐵路 |
簡体字: | 北疆铁路 |
拼音: | Bĕijiāng Tiělù |
発音: | ベイジャン ティエルー |
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北疆線(ほくきょうせん、中文表記: 北疆铁路)は、中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ市とボルタラ・モンゴル自治州の阿拉山口とを結ぶ鉄道路線である。
概要
蘭新線の西北への延長路線で、全長は476km[1]、全線がウルムチ局の所属である。軌間1,435mm、全線が電化されており、36の駅を有する。複線区間はウルムチ南駅 - 精河駅である。中国東部からオランダロッテルダムに至る新ユーラシア・ランドブリッジの主要経路であり、カザフスタン国鉄のトルキスタン・シベリア鉄道ドストゥク支線と接続している[1]。
ウルムチから精河あたりまでは、概ね往年のシルクロード(天山北路)に沿ったルートとなっている。
歴史
- 1985年5月1日 - 建設を開始した。
- 1990年9月1日 - 開通した[1]。
- 1990年9月12日 - 阿拉山口~ドストゥク(カザフスタン)間が開通した。
- 1991年7月 - 貨物の臨時通関を開始した。
- 1992年6月21日 - アルマトイ~ウルムチ(現在のウルムチ南駅)間の国際旅客輸送(K9795/9796次列車 カザフスタン側担当)を開始した[2]。
- 1992年10月31日 - 北疆線が正式運営開始した[3]。
- 1992年12月1日 - 国際輸送を正式に開始した[3]。
- 1993年4月3日 - ウルムチ~アルマトイ間の国際旅客輸送(中国側担当)を開始し、同時にウルムチ~阿拉山口間の国内列車を運行開始した[2]。
- 2008年 - 電化工事を開始した[4]。
- 2011年9月1日 - 電化工事完成。
運行形態
2009年5月現在、阿拉山口からはウルムチ南へ2往復、クイトゥンからはウルムチ南へ1往復と西安へ1往復、烏西(ウルムチ西)からは成都へ1往復の旅客列車が運行されている。その他に週2回ウルムチ南から本路線経由でカザフスタンのアルマトイまで国際旅客列車が運行されている。
沿線の主要都市
接続路線
旅客列車停車駅一覧
ウルムチ南 - ウルムチ - 烏西(ウルムチ西) - 三坪 - 昌吉 - フトビ - マナス - 石河子 - ウランウス - 沙湾県 - クイトゥン東 - クイトゥン - クイトゥン西 - ウス - 四棵樹 - 托托 - 精河 - 蘑菇灘 - ボルタラ - 阿拉山口
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c “北疆鉄路”. 中国鉄路工人網. 2009年5月28日閲覧。
- ^ a b “阿拉山口口岸”. 新疆外経貿. 2012年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月5日閲覧。
- ^ a b “北疆鉄路公司”. 中国鉄路工程建築網. 2011年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月5日閲覧。
- ^ “新疆、2つの鉄道プロジェクトがスタート”. チャイナネット. 2009年5月28日閲覧。
外部リンク
- 北疆鉄路公司(中国鉄路工程建築網) (簡体字中国語)
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注1:太字は高速鉄道。斜体は旧称・通称または未成線。打ち消し線があるものは廃止。 |
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