中井和夫
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中井 和夫(なかい かずお、1948年10月24日 - )は、日本の歴史学者。専門はウクライナ史。東京大学名誉教授[1]。
略歴
鳥取県生まれ。東京教育大学附属駒場高等学校卒[2]、1973年東京大学教養学部国際関係論卒業、1975年同大学大学院社会学研究科修士課程修了。秋田大学教育学部助教授、1991年東京大学教養学部助教授、1994年教授。2013年退官、名誉教授。
国際政治学者の遠藤乾は、甥にあたる。
著書
単著
- 『ソヴェト民族政策史――ウクライナ 1917-1945』(御茶の水書房, 1988年)
- 『ウクライナ語入門』(大学書林, 1991年)
- 『多民族国家ソ連の終焉』(岩波書店, 1992年)
- 『ウクライナ・ナショナリズム――独立のディレンマ』(東京大学出版会, 1998年)
共著
- (山内昌之・廣岡正久・佐久間邦夫・北川誠一)『分裂するソ連――なぜ民族の反乱が起こったか』(日本放送出版協会, 1990年)
- (柴宜弘・林忠行)『連邦解体の比較研究――ソ連・ユーゴ・チェコ』(多賀出版, 1998年)